【みんなでつくる地域福祉編】⑤
“助け合うまち”をつくる第一歩
「助け合うまち」と聞くと、
何か特別な活動を始めなければならないように、感じるかもしれません。
しかし、助け合いは
大きな行動から始まるものではありません。
たとえば、
あいさつを交わすこと。
少し気になる人に声をかけること。
地域の掲示板や回覧板に目を通すこと。
行事や活動の存在を知ること。
これらはすべて、
“助け合うまち”への第一歩です。
助け合いとは、
「困っている人を見つけて支援すること」だけではありません。
誰かが困ったときに、
支援につながる“道”がある状態をつくることです。
そのためには、
人と人が完全に切り離されていないことが大切です。
顔を知っている、
話したことがある、
思い出せる場所がある。
それだけで、助け合いは始まっています。
“助け合うまち”は、
誰か一人の努力で完成するものではありません。
多くの人の小さな関わりが重なり、少しずつ形になっていきます。
このシリーズで紹介してきた地域福祉は、その土台となる考え方です。
無理をせず、できることから。
それが、助け合うまちづくりの第一歩です。
