【福祉の豆知識シリーズ】お金と支援制度編①
生活に困ったときに頼れる5つの制度をご紹介します
日々の生活の中で、「お金のことで困っている」「この先どうすればいいかわからない」と感じることはありませんか?
そんなとき、国や自治体が用意している支援制度を知っておくことで、大きな助けになることがあります。
今回は、代表的な5つの制度をご紹介します。
① 知っていますか?生活に困ったときの「生活保護」
「生活が苦しい」「働きたくても働けない」「収入がなくて暮らせない」…そんなとき、誰もが安心して暮らせるように国が用意している制度が「生活保護」です。
生活保護は「最後のセーフティネット」とも言われ、最低限度の生活を保障することを目的としています。
支給の対象は、収入や資産、家族の状況などによって決まりますが、「恥ずかしい」と感じる必要はまったくありません。必要な支援を受けることは、社会の一員としての当然の権利です。
まずは、お住まいの市区町村役所の福祉課へご相談ください。状況に応じたアドバイスをもらえます。
困ったときは、一人で悩まず相談を
どの制度も「誰かを助けるために用意されている制度」です。
「まだ大丈夫」「きっと無理だろう」と思わずに、まずは相談してみることが大切です。
福祉課や子育て支援課、障害福祉課など、お住まいの自治体の窓口には、親身になってくれる担当者がいます。
あなたやあなたの大切な人の暮らしが、少しでも安心して過ごせるよう、こうした制度を上手に活用していきましょう。