【福祉の豆知識シリーズ】お金と支援制度編⑤
生活に困ったときに頼れる5つの制度をご紹介します
日々の生活の中で、「お金のことで困っている」「この先どうすればいいかわからない」と感じることはありませんか?
そんなとき、国や自治体が用意している支援制度を知っておくことで、大きな助けになることがあります。
今回は、代表的な5つの制度をご紹介します。
⑤ 知っておきたい「高額療養費制度」
病気やけがで医療費が高額になったときに、一定額(自己負担限度額)を超えた分のお金が戻ってくるのが「高額療養費制度」です。
これは健康保険に加入しているすべての人が対象になります。
たとえば、1ヶ月の間に病院でたくさんの医療費がかかった場合、実際に負担する金額には上限が設けられているので、安心です。
手続きが必要な場合もあるため、医療費が高くなりそうなときは、事前に健康保険組合や市区町村に確認することをおすすめします。
困ったときは、一人で悩まず相談を
どの制度も「誰かを助けるために用意されている制度」です。
「まだ大丈夫」「きっと無理だろう」と思わずに、まずは相談してみることが大切です。
福祉課や子育て支援課、障害福祉課など、お住まいの自治体の窓口には、親身になってくれる担当者がいます。
あなたやあなたの大切な人の暮らしが、少しでも安心して過ごせるよう、こうした制度を上手に活用していきましょう。