【こころのケア・メンタルサポート編】③
職場や学校でできるメンタルケア
— 日常の関わりが、心の安心につながる —
職場や学校で、
「なんとなくしんどい」
「理由ははっきりしないけれど疲れている」
そんな気持ちを抱いたことはありませんか。
メンタルの不調は、ケガや病気のように目に見えるものではありません。
そのため気づかれにくく、周囲にも相談しづらいまま、ひとりで抱え込んでしまうことが少なくありません。
まず大切なのは、
そう感じること自体は特別なことではない
という視点を持つことです。
メンタルケアは、専門的なことだけではありません
「メンタルケア」という言葉を聞くと、
専門家によるカウンセリングや医療的な支援を思い浮かべる方も多いかもしれません。
しかし、職場や学校でできるメンタルケアは、もっと身近な日常の中にもあります。
たとえば、
- さりげなく声をかける
- 話を遮らずに聞く
- 無理をさせない雰囲気をつくる
こうした関わりも、心の支えになります。
特別な知識や資格がなくても、人と人との関係の中でできるケアはたくさんあります。
職場や学校にある「仕組み」を知っておく
多くの職場や学校には、メンタルケアにつながる相談先や仕組みが用意されています。
- 相談窓口や担当者
- スクールカウンセラー
- 産業医や保健担当
- 外部相談窓口の案内
「今すぐ利用するつもりはない」という場合でも、どんな支援があるかを知っているだけで安心感は変わります。
困ったときに
「どこに相談すればいいか思い出せる」
その状態をつくっておくことも、大切な備えです。
今日からできる、身近なメンタルケア
職場や学校でできる小さなメンタルケアには、たとえば次のようなものがあります。
- 「無理していない?」と声をかける
- 話を急がせず、最後まで聞く
- 休みやすい雰囲気を大切にする
- 誰かを孤立させすぎない
どれも、特別な行動ではありません。
小さな気づきや一言が、誰かの不安を和らげるきっかけになることがあります。
支える人も、無理をしなくていい
誰かを気にかける立場にいる人ほど、自分の疲れには気づきにくいものです。
「自分が頑張らなきゃ」
「ちゃんと支えなきゃ」
そう思いすぎなくて大丈夫です。
- できる範囲で関わる
- 抱え込まず、つなぐ
- 自分の限界を知る
支える人が疲れないことも、メンタルケアの大切な一部です。
まとめ|覚えておきたい3つのこと
職場や学校でのメンタルケアについて、覚えておきたいポイントは次の3つです。
- しんどさは目に見えにくい
- 日常の関わりが心の支えになる
- ひとりで抱え込まなくていい
すぐに何か行動できなくても大丈夫です。
知っていること、思い出せることが、安心につながります。
気持ちが揺れたとき、この内容をそっと思い出してもらえたら幸いです。

