設立当初からの伴走支援で、経営の土台を確立
〜3つの法人に共通する「安心」と「見える化」〜
社会福祉法人を立ち上げたばかりの時期は、制度や会計の仕組みづくり、書類対応、日々の運営など、多くの課題が重なります。
当社では、そうした立ち上げ期の法人に対して、設立準備から制度設計、会計導入、経営指標の定着まで、一貫した伴走支援を行っています。
今回は、設立当初から支援を続けている3つの法人の事例をご紹介します。
どの法人にも共通しているのは、「定額・同一品質の支援フレーム」をベースにしながら、それぞれの状況に合わせて柔軟に対応している点です。
当社の支援フレーム
すべての法人に「同じ品質」で、必要な伴走を。
当社の支援は、次の4つのステップで構成されています。
1️⃣ 設立支援(制度・会計体制の立ち上げ)
2️⃣ 会計整備(帳票・仕訳・月次処理の仕組み化)
3️⃣ 指標導入(経営データの“見える化”)
4️⃣ 定期フォロー(毎月のデータ確認と改善提案)
全ての法人に同じ枠組みで支援を行い、クラウド会計と経営指標シートを活用して経営の安定化を支えています。
この仕組みにより、いずれの法人も「翌月中旬までに月次処理100%実施」「翌年度予算策定の精度向上」を実現しました。
🟩 事例①:社会福祉法人A会
(課題→解決)
手書き中心の経理体制をクラウド化し、月次処理を“見える化”へ
A会は、児童発達支援・放課後等デイサービスを運営する法人です。
設立当初は手書き帳票を中心に運営していましたが、会計処理の手間や集計などが課題でした。
支援の初期段階では、制度設計と会計体制の整備を行い、クラウド会計へ移行。職員向けの個別研修も実施しました。
その結果、月次処理が翌月中旬までに100%完了するようになり、翌年度の予算策定精度も大幅に向上。
理事長をはじめ職員全体がデータに基づく判断を行えるようになり、業務の見える化と効率化が進みました。
今後は、ICT活用による更なる業務効率化を進める予定です。
課題→解決 事例②:社会福祉法人B会
(課題→解決)
2拠点同時立ち上げの混乱を、経営データで整理し安定運営へ
B会は、就労移行支援と看護多機能事業の2拠点を同時に立ち上げました。
事業拡大のスピードが速く、同時並行での会計処理・経営把握が難しい状況でした。
当社は、設立支援から会計整備・経営指標の導入までを一貫して伴走。
クラウド会計と経営指標シートを活用し、翌月中旬に100%月次処理完了を実現しました。
データをもとに現場の状況を確認できるようになり、理事長や管理者が数値に基づいて判断する仕組みが定着。
今後はICTをさらに活用し、法人全体の情報共有と効率化を進めていく計画です。
課題→解決 事例③:社会福祉法人C会
(課題→解決)
グループ法人全体を支える補助金活用と、経営の仕組みづくり
C会は、児童発達支援・放課後等デイサービス・保育所訪問支援・相談支援など、複数の事業を展開しています。
設立初期から、グループ全体での会計体制整備と補助金の適正活用を課題としていました。
当社は、制度設計から会計導入、助成金活用支援、定期的なフォローまでを継続的に実施。
クラウド会計と経営指標シートの導入により、翌月中旬の月次処理100%完了を達成しました。
会計データを活用して現状を把握し、理事長が迅速に判断を下せる体制が確立。
今後はICTを活用し、グループ全体での業務効率化・データ共有を進めていく方針です。
3法人に共通する成果
「数値で見る」「職員が動く」「理事長が判断する」
3法人に共通しているのは、
- 会計処理と経営指標の定着による“見える経営”の実現
- 職員がデータを自ら確認し、現場改善に生かす仕組み
- 理事長が数字を根拠に意思決定する文化の定着
また、定期的なフォローと職員研修を継続することで、「自走できる法人」へと成長しています。
定額・同一品質の伴走支援で、「経営の安心」を共に育てる
当社では、すべての法人に対して定額・同一品質の支援を行っています。
支援の基本構成は共通ですが、各法人の規模や体制に応じて重点領域を調整し、最適なペースで進行します。
「どの法人にも同じ基準で、違いを理解した支援を。」
それが、私たちが大切にしている姿勢です。
経営の“見える化”と“安心”を両立させたい法人様は、ぜひお気軽にご相談ください。
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